【EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM】STMじゃないほうの爆速AF便利ズームレンズ

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMはEOS80Dなどのキットレンズにもなっている、広角からかなりの望遠までカバーしている便利ズームレンズ。

スナップに動画撮影に、広く使える機能を持った影の実力者。目立たないながらも結構な性能を持っています。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMのおすすめポイント

広く取りたいときにも、クローズアップして撮りたいときにも。高倍率ズームレンズのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMが1本あれば、写したい画角はたいていカバーしてくれるはずです。

APS-C用レンズであるEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMは、フルサイズ換算で焦点距離約29～216mm。

ほかのAPS-C用キットレンズでよくある画角の18～55mmと比較すれば、その画角の広さがわかります。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMのオートフォーカスは、シャッターボタンを半押しした瞬間にはピントが合っているくらいの感覚で早いです。

音も静かで、よくあるジージーという音を鳴らしてフォーカスを合わせるレンズと違い、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMは音もなく気づいたらピントがあっています。

たまに音が鳴るときがありますが、手ブレ補正のモーター音かと思われます。ちなみに手ぶれ補正は4段分。

この高倍率で長さが96mm、重さが約515g。単焦点レンズと比べればかさばりますが、このコンパクトさはAPS-C用レンズならではといえるでしょう。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMの最短撮影距離は0.39m。最大限望遠側を使って最短で撮影したら結構寄れます。テーブルフォト程度なら十分使えます。

手ブレ補正付き、ごく静かなフォーカス、広い画角と、動画撮影には便利な特性のレンズです。手持ちでの撮影では手振れ補正がないと動画は厳しい。

ちなみに動画だとそんなに明るいf値は必要ないことが多いです。f5.6で撮っても十分ボケてる感が出ると思います。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMは、スイッチ操作で滑らかなズーミングを可能にするパワーズームアダプター「PZ-E1」に対応しています。

パワーズームアダプター「PZ-E1」はレンズに装着し、ギヤによって電動でズーム操作を行える優れもの。しかし、音が結構するので、環境音をそのまま使いたい場合には不向き。

商品コンセプトはとっても素敵なのですが。

高倍率ズームレンズでコンパクトなだけあって、開放F値はそこまで明るくありません。名前の通りF3.5～5.6。

使用できるAPS-Cセンサーの特性とも相まって、ボケは出にくいかもしれません。

しかし、望遠側で被写体に寄って撮れば十分なボケは出ます。このF値をどうとるかは使い方次第です。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMはフードが別売。2000円くらいします。互換品の方が安いので、こだわらなければそちらを購入しましょう。

↓は意外と違和感のない互換性品

ポチップ

フードがないとレンズ面を触ってしまうことがあるので、別売りにせずついていてほしいところです。